大企業サボリーマンの暇つぶし

東証一部上場企業に勤務するエリート"サボリーマン"のブログ

給料と規模で会社を選んでしまったことを心から後悔しているよって話

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どうも、大企業サボリーマンのまっしゅです。

いま働いている方、これから就職して働く方は何を基準に職業を選びましたか?

子どもの頃から憧れていた職業に就いている方もいるでしょう。就活の中で興味のある職業に出会えた方もいるでしょう。また、今の会社しか内定が出なかったんだよ、こんちくしょー!って方も当然いるでしょう。

僕が今の会社に決めた理由、それは大企業で給料が良いという理由だけです。今日はそんな条件面だけで仕事を決めてしまった僕が、後悔していることを就活体験から現在の仕事に状況に至るまで語っていきたいと思います。

 

就職活動はなんとなく周囲に流されてはじまった

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就活で僕が意識していたことは、

①大企業

②給料が良い

という2点でした。曖昧でしょ?w

就活が始まっても、これから社会に出るということが自分事とは思えませんでした。周りが就活を始めたことに焦りを覚えてなんとなく自分も始めたんです。だから曖昧な条件しか出てこなかったのです。

①に関しては、完全に周囲に対する見栄です。同じサラリーマンでも大企業で働いていた方がなんかかっこいいっていう感覚です。ほら良くあるでしょ?偏差値の高い有名大学に入ったら友達から尊敬の眼差しで見られるし、親も喜ぶみたいな。そんな感覚ですね。

②に関しては、誰もが希望する条件でもあるんでしょうけど、やっぱ金でしょ!って考えです。

上記の僕が挙げた条件って、結構みんなに共通するところですよね?でも今の仕事に満足している人って3番目の条件があった人だと思うんです。それは、

③〇〇をやりたい

これです。具体的に〇〇の部分が決まっていなくても、なんとなく〇〇って面白そうとかでも良いと思います。僕はそれすらなかったんです。ただ就職できればそれで良いという考えでした。

 

大企業から運良く内定ゲット

今でもそうだけど、口だけは達者だった僕。誰でも社名は聞いたことのある大手メーカーで最終面接まで辿り着きました。会社役員の方に「うちが大企業じゃなくても選考を受けていたかね?」と聞かれ、コンマ1秒で反応し「もちろんです!御社の理念に惹かれました!!」と回答したことを思い出します。

本当は、

「御社は誰もが知る大企業であり、もし内定を頂けましたら、友人や親戚にも自慢できます。おまけに御社の給料は35歳で1,000万円と超魅力的な額です。私は御社の企業理念などどうでも良く、大企業で高給という点に惹かれて選考を受けた次第です。ですので、もし御社が大企業でなければ、うちで働いてくれと泣いて頼まれてもこちらからお断りです。」

というのが本音でした。

そしてこの会社が今僕が働いている会社です。

 

若手時代は若さと給料で本質から逃げていた

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社会で働くということが初めての人間にとって、仕事というのは全てが新鮮でした。やりがいとか考える暇もなく、目の前にある仕事をなんとかこなしていました。考える余裕がなかった分良かったのだと思います。

そして何よりも若さは最大の武器です。給料が良かったので、週末は48時間くらいぶっ通しで遊びまくって散財していました。

でも今思い返すと、この頃からすでに仕事に対して心から真剣に取り組むということはしていなかったように思います。

 

中堅社員になっても本気になれずサボリーマン化

入社5年目以降、いわゆる中堅社員的な扱いを受けるようになってきました。新人の頃のように常に上司や先輩に見張られるということもなくなりました。仕事も自分のペースでこなせるようになってきます。この頃になると、手を抜いてもいいポイントが分かってくるので、サボれるところはサボりまくってました。そう、サボリーマンの始まりです。

 

この時、ある上司から

「今はがむしゃらに仕事をする年代だ。どんな事にも全力で取り組め。」と釘を刺されたことがあります。特に業績も悪くなかったので、なぜそんな事を言われるのだろうと思っていましたが、おそらく僕のサボリーマンの兆候を見透かしていたんでしょうね。

 

真剣になれない自分に自己嫌悪の日々

入社10年目以降は、どの業界でも1人のビジネスマンとして成熟してくる頃ではないでしょうか?この頃になると、良くも悪くも誰も指導してくれません。それをいいことに僕のサボリーマンっぷりに拍車がかかります。このサボり内容については別の記事で書きたいと思います。

そして段々とサボっている自分にも嫌気がさしてくるのです。「どうして俺は仕事に真剣に向き合えないのだろう。」と。

昔は若さでごまかせました。適当に仕事をしていてもアフター5(死語?)や休日が楽しければそれで良かったんです。

でも、この頃は周りの同期も仕事で大きな成果をあげたり、キャリアビジョンを明確にして、それに向かって自己研鑽したり・・・

なんで彼らはあんなに頑張れるの?俺はなんで?なんで?なんで?

これを考え出すと自己嫌悪スパイラルの始まりです。

色んな原因を考えました。モチベーションを上げるための啓発本も読みました。同期にくっついて何とかセミナーにも行ってみました。

 

でも最終的に行き着いた原因ってすごく単純で、根本的なとこだったんですよね。

僕はこの仕事に興味がない。 

ただ、これだけなんです。

 

僕が心から後悔していること

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上記のような流れで僕はサボリーマン化してしまいました。今では開き直ってこんな記事を書いたりしちゃってますが、やはり後悔しています。なんとなく就職活動をして、なんとなく給料と会社規模で会社を選んで、なんとなくに日々を食いつぶしてきたことを。

今、僕はサボリーマン安定期に入っています。(なんやそれw) 

こんな自分自身をどこか冷静に、客観的に見ることができています。だからサボリーマンなりに要領よく仕事をしているつもりです。僕はこれからもこのままなのか?どこかで腹をくくって本気になるのか?自分でもわかりません。

これを読んでくれた方に、不快感を与えたのかもしれません。いや、安心感かもしれませんし優越感かもしれません。

 

別にこれは何かを伝える記事ではなく、こんな奴がいて、一応後悔しているよって話です。もし就活中の方、今モヤモヤしている方がいれば、こんな人間もいるってことを知っておいていただけると嬉しいです。